琴を演奏する団体「岡山正絃社」の15周年を記念した演奏会が倉敷公民館で開かれました。
岡山正絃社は65年の歴史を持つ倉敷琴友会のメンバーが15年前に全国組織、筝曲正絃社の岡山支部として結成しました。演奏会の会場には関係者や家族など大勢が詰めかけました。正絃社の持ち曲「富士之国」をはじめ、古典の「六段の調べ」など8曲が演奏されました。正絃社の会員で倉敷琴友会代表の渡谷元子さんは くらしきジュニア伝統芸能祭など子供たちへの指導が認められ、おととし倉敷市文化連盟奨励賞を受賞しています。演目の中には 渡谷さんが指導する子供たちの演奏や、清心女子高校と中学校の筝曲部の演奏なども盛り込まれ会場から盛んな拍手が送られていました。岡山正絃社では「今後も次の世代も見据え琴の魅力を伝えていきたい」としています。




