倉敷市児島消防署は、危険物安全週間に合わせ倉敷市防火協会児島支部会員事業所を対象に防災講演会を開きました。
防災講演会は、6月5日から11日までの危険物安全週間に年に一度、開いているものです。今年は、3月11日に発生した東日本大震災に対する防災意識の高まりを受け、近い将来、高い確率で発生すると言われている東南海・南海地震について理解を深めるための防災講演会としました。講師には、岡山地方気象台の地震津波防災官岡崎賢治さんを迎え、東南海・南海地震が及ぼす岡山県への被害などについて話を聞きました。最大マグニチュード8・4と予想される南海地震と同じく8・1と予想される東南海地震が連動して同時に発生した場合、岡山県は、震度4の地震と、約2時間半後に高さ3メートルの津波が押し寄せることが想定されるそうです。なお、防災講演会に先立って優良危険物取扱者表彰が行われ下津井電鉄株式会社の古谷賢治さんはじめ5人へ防火協会児島支部から表彰状が贈られました。




