続いては、子どもたちによる地引き網漁の話題をお伝えします。
地引き網漁体験に挑戦したのは倉敷市北浜町にある同心幼稚園の年長園児33人です。園児たちに海の生き物に親しんでもらおうと、今回初めて企画しました。沙美西海水浴場組合や保護者の協力でおよそ50メートル沖に網をしかけ、二手に分かれて網を引きます。引き上げた網には、県内ではギギと呼ばれるヒイラギをはじめ、フグやベイカなど、合わせて150匹以上の様々な魚が獲れました。園児たちは思わぬ大漁に大喜びでした。同心幼稚園では毎年、倉敷市立美術館で子どもたちの絵画や図画工作を展示する「同心展」を開いています。今年は作品のテーマを「海」にしていて、今回の地引き網体験は、同心展の作品作りにも活かされそうです。同心幼稚園では今後も園児たちに海と触れ合う機会を設けることにしていて、次回はシャコ採りにも挑戦します。なお、今年の同心展は7月20日から倉敷市立美術館で開かれます。




