倉敷市酒津の酒津焼作家岡本達弥さんの作品展が、倉敷市中央の「スペースみき」で開かれています
岡本達弥さんは、酒津焼の発祥地、倉敷市酒津の兜山窯の3代目で現在、父・岡本孝明さんと2人で作品制作を続けています。今回の展示には、食器や茶器など普段使いのできる作品をコンセプトに主に小物を中心としたおよそ100点を出品しています。岡本さんの兜山窯は、地元の山で採れる鉄分を多く含んだ土に灰を原料にした釉薬を使っており、簡素で温かみのある作風が特徴です。今回の作品展には、器の表面を削り取って多角形にする「面取り」という技法を施した作品も多く目に付きます。また、季節感を取り入れて、草の模様をあしらったそば猪口なども展示しています。どれも土の温もりを感じることができる作品ばかりとなっています。酒津焼作家、岡本達弥さんの作品展は、来月5日(日)まで倉敷市中央の「スペースみき」で開かれています。




