倉敷市のはしまや呉服店では、この時期恒例の「はしまやサツキ展」が開かれています。
中庭に咲く大きなサツキは樹齢250年以上で、今年も鮮やかなピンク色の花を咲かせています。今年は春先の気温が低かったため、例年に比べ花の開花が少し遅れていて、今がちょうど見頃だということです。サツキ展に合わせて、倉敷市真備町で真吉備窯を営む、陶芸家、青木優三さんの個展も開かれています。青木さんは真備町の土を使って、釉薬を作り、身近にある植物を題材にした焼き物を製作しています。今回はサツキなど、季節の草花をテーマにした、日常使いの食器が中心です。シンプルな形の中にも味わい深さがある、花瓶や皿など、およそ60点が並びます。はしまやさつき展と、青木優三作陶展は、5月30日(月)まではしまや呉服展で開かれています。




