これまで備中地区に6つあったメディカル協議会が一つに統一され、きょう初の会合を開きました。
会合には 備中地区の消防、医療関係者など18人が出席し、統一された組織を備中地区メディカル協議会として発足させることなどを承認しました。会長には 救急医療を専門とする川崎医科大学付属病院の鈴木幸一郎さんが選ばれました。これまで備中地区には消防本部ごとに6つの協議会がありました。これを一つに統一したことによって新見、高梁地域など山間地域の救急医療体制向上を図る狙いがあります。備中地区内の救急搬送要請から病院到着までの平均時間は去年、倉敷で30分だったのに対し、新見では46分24秒と開きがあります。協議会ではワーキンググループを設置したり、救急救命士の病院実習を行うなどして改善を図ることにしています。




