東日本大震災の被災地で心に傷を負った子どものケアや、現地で子どもたちに接する教職員をサポートする学校支援カウンセラーを岡山県臨床心理士会では派遣しています。チームの一員として岩手県宮古市へ派遣されていた玉野市の職員が現地での支援活動の状況について報告しました。
現地で支援活動したのは玉野市教育委員会学校教育課の教育カウンセラー進賀 友一さんです。臨床心理士の資格をもつ進賀さんは、県の臨床心理士会のメンバーとして、今月16日から20日までの期間、岩手県宮古市の小学校で、主に教職員に対するカウンセリングを行いました。進賀さんは、「子どもたちがストレスに気づき、自分で対処できる力を身につけるための授業や、子どもたちがリラックスできるようにストレッチを取り入れた授業などを教職員にアドバイスした」ことなどを黒田 晋市長へ報告しました。岡山県臨床心理士会では今後も、6月17日まで1週間交代であわせて6人の臨床心理士を派遣します。




