障がいのある人たちが列車に乗って旅をする「ひまわり号」が、広島県の宮島の旅にでかけました。
出発に先立ちJR倉敷駅で行われたセレモニーには、倉敷を中心に障がい者100人余りと、付添いの家族やボランティア、医療スタッフなど、あわせて400人近い参加者が集まりました。
倉敷消防音楽隊が演奏する中、参加者を代表して倉敷市在住の高見蓮斗(たかみれんと)君が実行宣言をし、関係者がテープカットをして出発を祝いました。
岡山県内で「ひまわり号」が走り始めたのは1985年からで、これまで、市内の医療・福祉関係者が実行委員会を立ち上げて活動していきました。
列車の中には、仮設トイレやベッドを設けているほか、しげい病院や倉敷中央病院など市内5つの病院から医療スタッフも同行するなど、障がい者が安心して出かけられるよう配慮していて、毎年、大勢の参加があります。
27回目となる今回は、広島県廿日市(はつかいち)市の宮島へ出かけ、厳島神社など名所を巡りました。




