売り上げが減少傾向にある玉野市の農水産物直売所「みどりの館みやま」で、きょう(20日)、玉野市長が店頭に立ち、現状を視察しました。
この視察は、2月に開かれた玉野市内の生産農家の集いで、「施設の現状をもっと知ってほしい」という生産者の声を受けて、行いました。玉野市の黒田晋市長は、エプロン姿に着替え、半日、直売所でレジを担当しました。みどりの館みやまは、平成8年に玉野市などが出資して農水産物の直売所として、オープンしました。玉野市や旧灘崎町の農家が生産した新鮮で、安い農産物が人気で、平成15年ごろには、年間4億6、000万円の売り上げがありました。しかし、周辺に直売所やスーパーなどができたことなどから、売り上げは、年々落ち込んでいます。さらに、生産農家の高齢化も進んでいて、商品の安定供給が今後の課題となっています。みどりの館みやまでは、今回の視察などを踏まえて、魅力的な直売所となるよう改善を加えていくことにしています。




