きょう5月20日は「交通死亡事故ゼロを目指す日」です。交通安全に対する意識を一層高めるための国民運動として平成20年に設定されたものです。春の交通安全運動最終日でもあるきょう、倉敷市児島地区では交通マナーの街頭指導が行われ、ドライバーに事故防止を呼びかけました。
街頭指導は倉敷市児島小川の小川トンネル北口で行われました。きょうは児島警察署の大寺信之署長をはじめ、児島地区の母親クラブや交通安全母の会などからおよそ50人が参加しました。参加した人は誘導したドライバーにチラシや交通安全を願って作られたマスコット人形やひょうたんを手渡し、安全運転を呼びかけていました。特に力を入れて呼びかけていたのが後部座席のシートベルト着用です。高速道路だけでなく一般道でも着用が義務付けられていますが、一般道においては運転席・助手席の着用率が9割程度なのに対し、後部座席は3割程度にとどまっています。警察の統計によると死亡事故のうちシートベルトをしていなくて亡くなった人の8割がシートベルトをしていれば助かっていたということで、児島警察署では「シートベルトの着用を徹底し、安全意識を高めてほしい」としています。




