岡山県を代表する夏の味覚、マスカットの出荷が船穂町で始まりました。
出荷場の船穂町フルーツフラワーセンターには、倉敷市船穂町の栽培農家から、収穫された「マスカット・オブ・アレキサンドリア」およそ350キロが持ち込まれました。今年は、冬から春先にかけて寒い日が続いて、マスカットの生育が遅れたため、出荷時期が例年より遅くなりましたが、きょう出荷したマスカットは糖度が平均で17度と味も良く、玉太り、粒ぞろいなども例年並みだということです。出荷作業には、JAの職員などが当たり、計測器で測った糖度やブドウの玉の大きさ、見た目などから判断し、等級を付けていきました。きょう出荷したマスカットは、東京や名古屋など全国各地に送られます。船穂町のマスカットは、8月いっぱいまで収穫が続き、生産量は例年並みを予想しています。




