前線や湿った空気の影響で、瀬戸内地方は、雨が続きました。
ここ数日のまとまった雨で高梁川の水位が上昇し、警戒が必要となっています。岡山地方気象台によると倉敷地域では10日未明の降り始めから、きょう午後3時まで93・5ミリを観測しました。また、千屋など高梁川の流域となる県北では、5月の観測史上最大となる雨量を計測したポイントもあります。中国地方整備局岡山河川事務所によると、酒津観測所できょう午前6時にこの時期の平常時より4メートル以上高い、7・22メートルを記録しました。現在のところ(12日午後3時)、水位は下がり続けていますが、河川事務所では、長く雨が降り続いたため、地盤が大量の水分を含み今後少しの雨でも出水や土砂災害の恐れがあるため注意を呼びかけています。




