総社市の備中国分寺では、毎年、春に和太鼓ライブが開かれます。今年も、和太鼓の音色が春の吉備路に響きました。
総社市観光協会が春の国分寺の一大イベントにしようと3年前から取り組んでいます。今年も、総社市の和太鼓グループ「備中温羅太鼓」を中心に、子どもから大人までのグループが集いました。
一生懸命の演奏に、集った観客は魅了されていきました。さて、今回の和太鼓ライブは、これまでとは少し様子が違いました。
東日本大震災を受け、岡山県和太鼓連盟として何か元気付けることがしたいとコンサートを企画しました。備中国分寺のライブでは、そのコンサートまで連盟のメンバーが待つことができないと想いが集り、急遽6団体による合同演奏が行われたのです。
打ち手の思いが詰まった和太鼓ライブ。4時間続き、フィナーレはおなじみの「ええとこ囃子」で締めくくりました。今回は、ゲストとして参加した香川県の和太鼓グループも急遽セッションに加わり、例を見ない盛り上がりで幕を閉じました。
被災地を元気付けよう。
こうした思いは、多くの観客に届いたようでした。
和太鼓ライブの様子は、今後、STB333chで放送予定です。日時が決まりましたら、HPや番組表などでお知らせします。




