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倉敷市保健所 焼肉店など立ち入り調査

富山県などの焼肉チェーン店で4人が死亡した集団食中毒を受け、倉敷市保健所は管内85の焼肉店や肉の販売店を対象に立ち入り調査を始めました。

調査は厚生労働省からの通知を受け、牛肉を扱う焼肉店などを対象に行っています。調査項目としては「ユッケ」や「生レバー」「生センマイ」といった生食用のメニューを提供しているかどうかに加え、生食用肉についての衛生管理の在り方などです。倉敷市保健所では市内の焼肉店に対し、できる限り生食用のメニューを提供しないように指導していて、提供する場合は、肉の表面をそぎ取る「トリミング」を徹底するよう呼びかけています。
また、市民に対しても
▽肉の生食を避けること
▽調理器具や手と指の消毒の徹底
▽肉類は十分に火を通すことなどを呼びかけています。
倉敷市保健所は5月末まで調査と指導を続け国に結果を報告することにしています。

今回死者が出た腸管出血性大腸菌О‐111は感染しても1週間ほどの潜伏期間があることもあるそうです。下痢や血便・発熱といった症状がある場合はすみやかに医療機関に行くようにしてください。

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  • 放送日:2011/05/09(月)
  • 担当者:小松原透
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