28日から大原家旧別邸有隣荘の春の特別公開が始まります。現在、大原美術館分館で開催中の生誕130年記念児島虎次郎展にちなみ、今回の有隣荘の特別公開では、もうひとつの児島虎次郎展が開かれます。
洋画家・児島 虎次郎の多彩な創作活動を紹介する「もうひとつの児島虎次郎展」では、工芸品の振興のため児島が指導監修して木工芸作家が作ったテーブルやランプスタンド、木彫りのシュガーポットをはじめ、大原家の女性のためにデザインした黒留袖の着物や帯、総社市清音の軽部神社のシダレザクラを描いた日本画の屏風、酒津兜山窯で絵付けした焼き物など23点が有隣荘の1階と2階に展示されています。春の有隣荘特別公開「もうひとつの児島虎次郎展」は、4月28日から5月8日まで開かれます。




