大原美術館が 今年度力を注ぐ主な事業や展示について関係者に説明しました。
説明会には マスコミや関係者など20人が出席しました。冒頭、大原謙一郎理事長は、「震災で自粛ムードが高まったり、例年より、4割ほど入館者が減っているが、臆することなく多くの人々に癒し、慰めの場となるよう開館し続けます。」と姿勢を示しました。大原美術館では 今年度、生誕130年を向える児島虎次郎を大きく取り上げます。5月15日まで児島の130点あまりの作品が展示され、その優れた才能を堪能することができます。また、ゴールデンウィーク中には児島虎次郎の洋画以外の美術作品が有隣荘で特別展示されます。企画展では、大原総一郎と交友を深めた板画家、棟方志功の大作、「美尼羅牟頌板画柵」が6月14日から3ヶ月間近く展示されます。若手芸術家が倉敷を舞台に作品制作、展示を行うアーティスト ミーツ クラシキでは 写真家の斎城 卓さんや画家の松井えり菜さんが挑み、今年度も目が離せない内容となっています。




