炎で焼かずに固まる土で作った器に草花を植え込んだナチュラルアートの作品展が23日から総社市のサンロード吉備路で始まりました。
ナチュラルアートは、花崗岩が風化した土、真砂土を植物性の硬化剤で固めて作った器に可憐な草花を植え込み自然の風景などに仕上げたものです。倉敷市に本部をおく日本ナチュラルアート協会では、年に一度4月に、ナチュラルアートを楽しんでいる教室生合同の作品展を開いています。今回は、倉敷・総社・岡山などの教室から講師や生徒185人による約400点が展示されています。作品は、ベンガラから作られた5色の色粉を使いわけて個性的な色や形に仕上げた器に花や苔を植え込んでいて、野山の景色を切り取ったような素朴な雰囲気を醸し出しています。自然の素朴な雰囲気に包まれたナチュラルアートの作品展は24日まで、総社市の国民宿舎サンロード吉備路で開かれています。




