室町時代の画僧雪舟ゆかりの寺 総社市の井山宝福寺で修理中の庫裏や玄関などが今日から一般公開されています。
1800年前半に建築されたと言われる宝福寺の庫裏や玄関は、老朽化した屋根瓦の取替えや床下の補強工事が行われます。1883年以来の大規模修理となり今回は、事業費およそ2億円で来年8月末の完成を目指します。屋根瓦では、香川県丸亀の職人の名を刻んだ瓦を見ることができます。江戸時代後期の瓦を証明するもので訪れた人たちも興味深そうに見入っていました。また、庫裏の床下からは、土が盛られた中にかつての焼失を物語る焼け土や柱を立てた跡が発見され、今後の調査に期待が高まります。一般公開はあすまで行われています。




