テロなどの国際犯罪に備えるため、水島港湾危機管理コアメンバー会合が水島港湾合同庁舎で開かれました。
危機管理の核となるコアメンバーは、水島海上保安部をはじめ岡山県警、港湾事務所など、7つの機関で構成されています。会合では、はじめに水島海上保安部の遠藤和幸部長が「テロなどをはじめとした脅威を水際で守れるように、関係機関の連携を深めましょう」と挨拶しました。水島港は国内でも有数のコンビナート港で、去年はおよそ3,400隻の外国貿易船が入港しています。多くのコンビナート企業は火元となりやすい、引火性ガスなどの危険物を取り扱っていて、テロの標的にされる危険性があります。会合では、緊急時の連絡体制について話し合った他、例年秋に水島港で行うテロ対策合同訓練を10月から11月に行うことを決めました。




