総社市の合併特例債事業「高梁川新架橋」についてきのう(12日)の夜、住民説明会が開かれました。児童が登下校する時の安全確保など交通問題の解消を前提に、新架橋の西の端となる富原から県道上高末総社線を結ぶ新道の素案が決まりました。
説明会は、神在地区の住民を対象に開かれ、およそ50人が集まりました。総社市土木課の職員は新しい道を地図で示し、道となる土地の測量を来週から行うため、承認を住民に求めました。これに対し住民からは地図が専門家しか分からないようなもので説明になっていない、小学生の通学路の安全確保ができていないなど、疑問の声が相次ぎました。しかし、特例債事業が平成26年度までであり、用地買収などに時間がかかるため、最後は、住民からの疑問には次回の説明会で答えることを市側が約束して新ルートの素案が決まりました。総社市では来週から測量をした後、新しい道の詳細を示した地図を作り直し、再度、住民に説明する予定です。なお、新架橋関連の工事は平成27年3月末の完了を目標としています。




