さて、タケノコのシーズンを迎えていますが、タケノコの産地倉敷市真備町では、10日から、ようやく、「朝掘り(あさぼり)タケノコ」の販売が始まりました。
「ツキ」と呼ばれる専用の道具でタケノコを掘り出すのは、倉敷市シルバー人材センター真備支所のメンバー6人です。真備のシルバー人材センターでは、県内三大巨石古墳のひとつ「箭田大塚古墳」に広がる約60アールの竹林整備を請け負っています。毎年、この時期になると竹林整備の一環でタケノコを収穫し、「朝掘りタケノコ」として即売しています。ところが、今年は、タケノコの生育が遅く去年より2週間遅い初掘りとなりました。収穫量は、例年並みの約50㌔でした。今年のタケノコの生育不良は、去年夏の猛暑で雨が少なかったことと、今年春先の低温が原因とみられています。今年の初掘りタケノコは、1キロ、1,400円で販売されました。県道沿いの駐車場に設けられた直売所には、柔らかくて美味しいと評判の「朝掘りのタケノコ」を買い求める人の姿がありました。真備のシルバー人材センターによる「朝掘りタケノコ」の直売所は、4月末まで水曜と日曜の午前8時から開かれる予定です。




