倉敷駅前の地下道に設けられたアートギャラリーに倉敷ファッションカレッジの学生が作品を展示しました。
倉敷駅前地下道のアートギャラリーは、倉敷市が整備したギャラリースペースです。地元で芸術を学ぶ学生の活動の場にしてもらい、駅前に賑わいをもたらそうと去年から作品展示が行われています。あすからは、呼びかけに応じた倉敷市内の学校5校が、2ヵ月ごとにギャラリーを利用することになっています。きょうは、4月と5月に展示する、倉敷市阿知の倉敷ファッションカレッジの学生と教員が、この春の卒業生が手がけた「デコパージュ」と呼ばれるアート作品の展示作業を行いました。デコパージュは、紙や布に描かれた絵を切り抜き貼りあわせる技法のことで、倉敷ファッションカレッジでは、従来の技法にファッションの要素を加えた5点のデコパージュを展示しました。作品は、卒業学生が数週間かけて作ったものです。羊毛やフェルト、ビーズなどファッション制作の場で使う身近な材料で、モネの睡蓮やゴッホの「ひまわり」を模した作品などが並びました。倉敷ファッションカレッジでは、5月には作品を入れ替え、主に1年生の学生による作品展示を行う予定にしています。「倉敷駅前地下道アートギャラリー」は、国のまちづくり交付金制度を活用した駅前美装化事業の一環で倉敷市が平成21年末に
整備しました。




