玉野市議会は、30日、臨時市議会を開き、政府が交渉参加を検討しているTPP「環太平洋戦略的経済連携協定」交渉について、参加しないよう要請する意見書案を賛成多数で可決しました。
議員提案の意見書案では、TPP交渉に参加すれば重要な農産品、特に米などの関税が例外なく撤廃されると、玉野市の地域経済や市民生活にも大きな影響を及ぼすことを指摘しています。また、日本、玉野市の安定かつ継続的な営農を進め、国民の食料自給率を確保・向上することを求めています。玉野市議会は賛成多数でこの意見書案を可決しました。なお、政府は今年6月をめどにTPP交渉に参加するか否かの判断を行うとしています。




