備前焼作家的野求さんと智士さんの親子展が倉敷市中央の倉敷・中央画廊で開かれています。
会場には茶碗や花器などおよそ200点が並んでいます。的野求さんは、県の重要無形文化財保持者の備前焼作家故 藤原建さんに師事して備前焼の道に入りました。その父の姿を幼いころから見ていた息子の智士さんも自然と備前焼の魅力のとりことなり、現在、親子2人で重厚さを感じさせながらも優しい印象を与える備前緋だすきを中心にした作品作りを追求しています。父親の求さんの重厚で力強い印象の作品に対し、息子の智士さんは、素朴な美しさを追求した優しい印象の作品を並べています。的野さんは去年8月に備前市に窯を新築し、初窯の習わしで縁起物とされる「馬」の文字を逆に記した「左馬」の茶碗なども展示しています。備前焼作家 的野 求さんと智士さんによる親子展は4月3日(日)まで、倉敷市中央の倉敷・中央画廊で開かれています。




