倉敷市や総社市、岡山市でパッチワークキルトを学ぶ受講生の合同作品展が岡山市の岡山ドームで開かれています。
この作品展は、岡山市のキルト作家金光 淑子さんと金光さんが主宰する13の教室で学ぶ生徒およそ100人が開いたもので、こうした大規模な合同作品展は12年ぶりとなります。会場には、ベッドカバーやタペストリーといった大型の作品を中心に1000点を超える作品が並んでいます。作品の中には、古い着物を再利用して和風に仕上げたものや、ステンドグラス風にデザインした作品など、受講生たちがひとつひとつ手縫いで完成させた力作が展示されています。個人の作品ばかりではなく、それぞれの教室ごとにテーマを決めて取り組んだ共同作品も展示されています。このうち総社教室に通う受講生たちは、備中国分寺の四季をテーマにした作品を展示し、キルトがもつ柔らかさで郷土の自然の美しさを表現しています。訪れた愛好家たちは、美しく表現された模様や一針一針の細やかな作業をじっと見入っていました。この作品展は、明日まで岡山市北区の岡山ドームで開かれています。




