第3回玉野市公共施設整備委員会が29日開かれました。前回までに決まった、市民ホールを核とする複合施設整備についての具体的な協議が始まりました。
委員会には公募の市民や、有識者など14人が参加しました。初めに事務局から築50年で老朽化が著しく、建て替えの筆頭候補になっている市民会館などの利用状況が示されました。市民会館の利用人数と稼働率は、平成17年度から21年度まで5年連続で減っているということです。これを受け、委員会は市民の使い勝手が良く、利用しやすい市民ホール造りを念頭に置いて協議を進める方針を決めました。最終回となる6回目の委員会までに、複合施設の基本構想を固めることにしています。委員からは「市外からのゲストの使用も見据えた1000人以上収容できるホールにしてはどうか」、「デザインを有名な建築家などに依頼し、市民が誇りを持てる施設にしたい」などの意見が出ていました。29日の委員会では、次回の第4回委員会は、人口規模が玉野市と似通った都市の複合施設を視察した上で、開くことも決めました。次回の公共施設整備委員会は、6月頃を予定しています。




