香川県高松市在住の陶芸家、織田達也さんの作陶展が、倉敷市阿知の民藝店「融」で開かれています。
織田さんは、およそ20年前、高松市に「讃岐役戸窯」を築いて以来、東京や大阪など全国で個展を開いています。倉敷では、自身が民藝店に作品を持ち込んだのをきっかけに、2・3年ごとに作品展示を行っています。特にマグカップや大皿など、毎日使うものが人気だそうです。白地の食器の側面に染料でつけた細かな装飾は、すべて手描きです。中には、「織田さんの作る作品は、派手すぎず、飽きがこない」と、作品展のたびに1つずつ買い足すのを楽しみにしているファンもいるそうです。今回は、初の試みで、緑色を含んだ食器を展示しています。銅の釉薬を塗り、空気を遮断して焼き上げることで柔らかい緑色を作り出しています。高松市在住の陶芸家、織田達也さんの作陶展は、明日(29日)まで、倉敷市阿知の民藝店「融」で開かれています。




