玉野市の今後の交通を考える3回目の会議が24日開かれ、新システムについての提案が発表されました。
会議には自治会の代表者や有識者など17人が参加しました。始めに、地域のバス会社とタクシー会社から巡回バスとデマンド交通を組み合わせる新システムが提案されました。このシステムではこれまで玉野市にあったコミュニティバスよりも小回りが利くため、多くの地域の人たちが利用できJRや市内の路線バスへの乗り継ぎも便利になるというメリットがあります。一方で、コミュニティバスに比べ巡回するルートが減少するなどのデメリットもあるということです。会議では参加した委員から、「通勤通学の多い朝は定時での巡回バス中心、昼はデマンド交通中心にして効率を良くするべきだ」、「これまでのコミュニティバスの一律200円に近い料金設定にして欲しい」などの意見が出されました。玉野市では平成23年度は、市民にアンケートをとるなどして新システム導入への具体的な協議を更に進めます。
24年度内には新システムの試行運行を行い、25年度からの本格運行を目指します。




