水島コンビナートでのばいじん濃度の不正測定問題が相次ぐなか、三菱自動車水島製作所は、今日、ばい煙発生施設18機の測定を実施していなかったと発表しました。
三菱自動車水島製作所の横井英雄所長らが倉敷市役所を訪れ、ばい煙発生施設の測定をしなかったことなどで「ご迷惑をかけて申し訳ありません」と謝罪しました。三菱自動車水島製作所では、現在保有する108機のばい煙発生施設のうち最も古いもので昭和41年に設置した温風暖房機が45年間測定されていないなど18機で未測定だったことが判明しました。さらに、有害ガス施設などの未測定や設置の届出漏れなども明らかになり、不適正処理271件が報告されました。今月9日から未測定の18機のうち現在、使用している13機を測定しいずれもばいじんの排出量は、基準値の範囲内であることを確認しています。倉敷市では、4月22日までに再発防止策を含め改善計画書を提出するよう指示しています。




