倉敷市玉島沖の玉島ハーバーアイランドに航空機部材メーカーの進出が決まりました。航空機部材メーカーと、誘致を進めてきた岡山県と倉敷市が、立地協定に調印しました。
玉島ハーバーアイランドに工場を建設するのは、神戸製鋼や日立金属などが出資する航空機部材メーカー「日本エアロフォージ」です。およそ5万平方メートルの土地をおよそ8億円で岡山県から購入します。18日、岡山県庁を日本エアロフォージの佐藤光司社長が訪れ、県と倉敷市との立地協定に調印しました。設備投資額は、190億円で来年3月に工場が完成し、2013年度中の本格稼働を目指します。日本エアロフォージによると、倉敷工場には、5万トン級の大型鍛造プレス機を設置して航空機のエンジンや機体などに使うチタンやニッケルの大型鍛造素材を製造します。着工は、7月頃の見込みで事務所棟の完成後、本社を東京から岡山へ移転する予定です。




