趣味に情熱をそそぐ、個人やグループを紹介するWe Love Hobby
今回は、倉敷市の「ヒョウタンおじさんと」呼ばれ、市内の幼稚園児たちにヒョウタン作りを指導する様子を特集などで紹介してきた、小川訓弘さんを、一人の趣味人、ヒョウタン愛好家としての姿に焦点を当てて、ご紹介します。
倉敷市福田町福田のヒョウタンおじさんこと小川訓弘さん73歳。全日本愛瓢会の常任理事で、岡山県楽瓢会会長を務めるヒョウタン愛好家です。ヒョウタン愛好家は、種からヒョウタンを栽培して収穫した実を装飾品や器などに加工して楽しんでいます。ここで、注目すべきは、ヒョウタン装飾にかかせない飾り紐です。どんな風に結ぶのでしょうか。これが菊結びと呼ばれている飾り紐です。この菊結びの飾り紐をヒョウタンに結びつけて、小川さんは、現在、あるものを制作しています。「交通安全」小川さんは、春の交通安全運動に向けて、ドライバーに配るヒョウタンのマスコットづくりに余念がありません。交通安全の願いを込めたマスコットの交通安全ヒョウタンは、去年の10月頃から作り始め、春の交通安全運動までに目標の600個を完成させる予定です。ところで、ヒョウタン愛好家となって40年の小川さんは、範士八段の腕前、その実力を裏付けるような作品がこちら瓶の中に入ったヒョウタンです。1本のビンの中に2個の千成ヒョウタンが入っていて、飾り紐まで結んであります。小川さんは、「変わったことに挑戦するのがおもしろい」とヒョウタン愛好家としての醍醐味を話していました。




