食の魅力で観光客誘致を図ろうという倉敷の食のイベント「天領寿司祭り」と「2コイングルメ」が開催中です。きょうは、その参加店が、自慢の料理などを展示発表しました。
「天領寿司まつり」は、今年3回目の開催で倉敷市内のホテルや旅館、飲食店など26店舗が、今月1日から1年間、倉敷に伝わる「ばら寿司」や「ちらし寿司」を提供しています。会場には、ママカリやアナゴなど瀬戸内の幸や春の食材をふんだんに使ったオリジナルの寿司が並びました。これらの寿司は、観光ツアーの昼食として定着してきていて、参加店全体で去年一年間に3万3千食を売り上げています。一方、今年1月に新たにスタートした「2コイングルメ」は、1円から500円までの5種類のコインを2枚組み合わせて倉敷の食を楽しむイベントです。訪れた市民などは、特産の桃を使ったロールケーキや自然栽培の米を使った地酒などを試食・試飲して倉敷の食の新たな発見をしていました。倉敷2コイングルメは、12月末まで市内40店舗で開かれています。




