就職を目指して技術習得を行う倉敷市新田の県立南部高等技術専門校では修了式が行われました。
この春、精密機械科や溶接科、アパレルビジネス科など9つの訓練科で81人が、半年から2年の訓練期間を修了しました。西道通博校長から、それぞれの訓練科の代表へ修了証書が手渡されました。修了生の年齢は、16才から62才、経歴も様々です。西道校長は、「取得した技能や資格は、今後の職業生活で貴重な財産になると確信しています」と、はなむけの言葉を贈りました。岡山県内の雇用情勢は、依然厳しいものの今年1月の有効求人倍率は、0・76にまで持ち直しています。南部高等技術専門学校によると、7割を超す修了生が、すでに就職先を決めていて6月末までには、ほとんどの人が、就職できるとしています。南部高等技術専門校は、平成20年4月、岡山と倉敷の技術訓練校が統合した施設です。




