消防職員が仕事を通して経験したことや、消防と地域との係わりや今後の防災に取り組む姿勢などを発表する、倉敷市の消防職員意見発表会が開かれました。
意見発表会には、倉敷市消防局と市内4つの消防署に勤務する20代の若手消防士9人が出場しました。出場者は、5分間の制限時間内で「災害時の情報システムを確立するための緊急告知FMラジオ『こくっち』の普及」「命の大切さを学ぶ観点から心肺蘇生法を小中高校の授業に取り入れる」「市民の防災意識を高めるための防災講習を実施する」「市民から救急要請に細かく応じるための二人体制による小さな救急隊を編成する」など、消防と地域との係わりへの提言や防災に対する意見などを発表しました。田中誠消防局長をはじめ11人が審査にあたった結果、年間の死亡者の一割を占める脳卒中で死亡する人を一人でも減らすために症状や予防法を知らせる啓発活動の推進を提案した玉島消防署の柚木日吉消防士が最優秀賞に選ばれました。なお、最優秀賞の柚木消防士は4月8日岡山市で開催される岡山県大会に倉敷市消防局の代表として出場します。




