総社市の環境課が主催する自然保護講演会が開かれました。
自然保護講演会は、郷土に残る自然環境の保護・保全の普及啓発活動の一つとして、毎年この時期に総社市環境課が開いているものです。今年は、岡山県自然保護推進員、北の吉備路保全協会会員として自然保護活動に取り組んでいる総社市の萱原潤さんを講師に迎え、「ヒイゴ池湿地・自然への想い」と題する講演を聞きました。かつて、ヒイゴ池湿地は、高速道路の建設ルートにあり、消滅の危機にさらされていましたが、自然保護団体の「高梁川流域の水と緑をまもる会」が「道路公団」との交渉活動により、現在のヒイゴ池湿地を守ることができました。講師の萱原さんは、ハッチョウトンボやサギソウといった昆虫や湿生植物の宝庫であるヒイゴ池湿地がどのような経緯で保全されているかなどを語りました。




