倉敷市水島のコンビナート企業が、煙突から出る煤『ばいじん』の濃度を測定せず、記録を偽装していた問題の続報です。当事者であるJX水島の担当者が、きのう10日、県と市に再発防止の改善計画書を提出しました。
改善計画書の主な内容は、これまで目視のみで行っていたばいじん濃度の測定を、法律に従って、実測で行うことを明記しています。さらに、測定の方法を変える場合は、社内に変更審査会を新設することなどを盛り込んでいて、今年6月までにすべての項目を実施します。JX水島は、「改善計画書を的確に進め、失われた信頼を取り戻したい」とコメントしています。




