洋ランの展示会が総社市のサンロード吉備路で始まりました。会場には色鮮やかな花と洋ランの香りが漂っていました。
鮮やかな洋ランが並んだ展示会は岡山県洋蘭協会が毎年開いているものです。会場には会員が育てた200点が並んでいます。さて、洋ランと言えば栽培するのが難しいというイメージをお持ちではありませんか?実は、そうでもないようです。管理する上で最低気温が10度から15度、最高気温も人が心地よく生活できる環境が洋ランにとっても良いということです。つまり、家の中が栽培には適しているそうなんです。そんな洋ランに魅了されて50年以上という岡山県洋蘭協会顧問の華岡光さんに蘭の最大の魅力を訪ねてみました。蘭は現在、2万から3万の種類があると言われています。毎年、展示会には数多くある種類の中でも、会員がこだわって育てているものや交配して作った珍しいものが並びます。今年の流行は、花が三角形に見えるリカステという種類。この品種は暑さを嫌うということで夏の温度調整が大変だったそうです。会場では、こうした力作を見ようと大勢の市民らが訪れ、鮮やかに咲く蘭に魅入っていました。また、展示即売会も行われ、普段は手に入れることの出来ない珍しい品種が並び、洋蘭協会の会員に花の特徴などを聞きながら買い求めていました。なお、岡山県洋蘭協会では、即売会での売り上げの一部を今年もAMDAへ寄付する予定です。岡山県洋蘭協会が開く洋蘭展は、13日日曜日午後4時までサンロード吉備路で開かれています。




