倉敷市内の観光関係者を対象にした研修会が開かれ、元日産自動車の社員から会社経営の建て直しに関する講演を聞きました。
講演を行ったのは元日産自動車社員で現在は経営コンサルタントの大江功次さんです。大江さんは日産自動車が倒産の危機に瀕していた時代を振り返り、「どうにかなる」と全員が思っていたと語り、「慢心しないこと」が最も大切だと話しました。また、組織改革をする場合、「自分たちの強みを活かす」手法が有効だと語り、日産再建の際も「世界最高水準の技術力」や「海外販売の強み」が活かされたと話しました。会場にはウェルカム観光ボランティアガイドのメンバーなど120人が訪れ、観光の街づくりの参考にと、熱心に聞き入っていました。




