高梁川流域の高校に通う生徒の絵画作品展が、きょうから倉敷市立美術館ではじまりました。
この作品展は高梁川流域連盟が、流域市町村の連携を強め交流を深めようと毎年開いています。今年は倉敷市、総社市をはじめ高梁、新見など7市3町にある15の高校から過去最高の92点が集まりました。審査には高校の美術教諭や倉敷市立美術館の学芸員など5人があたりました。特選の倉敷鷲羽高校2年日浅 侑子さんの作品など、28点が入選しました。こちらは流域連盟会長賞を受賞した新見高校1年の沖田 愛有美さんの作品です。人物を中心にした透視画法で構図をとり、基本に忠実に描きながらも豊かな色彩で個性豊かに表現している点が評価されました。このほか会場にはアクリル画や鉛筆画、コラージュ作品など瑞々しく自由な発想で描かれた様々なジャンルの作品が並び、訪れた人は高校生の力作を熱心に眺めていました。なお、今週12日(土)には展示会場で表彰式が行われ、展示は13日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




