倉敷市東町で、5日、焼き杉板を使った塀で街の景観をよくしようという体験講座が行われました。
この講座は、ライフパーク倉敷が主催する定年退職者を対象にした「男のライフスタイル応援講座」のひとつで、町家の再生などに取り組んでいる地元のNPO法人「倉敷町家トラスト」が協力して行いました。古い家屋の塀を焼き杉板を張ってきれいに直すというもので、60代から70代の男性21人が参加しました。現在、東町の電線を地中に埋める工事はほぼ終わり、道路もきれいに舗装されています。これを機会に、町家トラストでは、昔から使われてきた焼き杉板で道路沿いの景観を生活にも役立つ形で再生しようという活動を進めていて、今回の体験講座への協力となりました。2ヵ月前にも焼き杉板づくりの体験会を開いていて、今後も安くて丈夫で手作業でできるこの景観再生活動を様々な形で協力しながら市内全域に広げたいとしています。




