倉敷市児島の旧野崎家住宅別邸たい暇堂では6日、地域の外国人就労者を招いての雛人形見学会が行われました。
この見学会は地域の外国人就労者を対象に日本語を教えているグループ、「グローバル広場KOJIMA」が外国人に日本の伝統文化に触れてもらおうと開いたものです。見学会には児島地区で働く、中国人やフィリピン人などおよそ20人が参加しました。参加者は着物姿で雛人形を見ながら桃の節句の説明を受け、感心していました。また、参加者はお茶会にも参加し、日本独特の抹茶の味を楽しんでいました。現在児島地区にはおよそ1,000人の外国人就労者がいます。グローバル広場KOJIMAでは地域の外国人就労者に少しでも早く日本の文化や習慣に慣れて欲しいと考えていて、毎週日曜日に希望者を対象に日本語教室を開いています。グローバル広場KOJIMAでは今後も地域のお祭りなどのイベントに外国人就労者と積極的に参加していく方針です。




