倉敷市が、地震で大きな被害を受けた姉妹都市・クライストチャーチ市に、2月26日から派遣し、1週間に渡って救援活動を行った、救援隊の3人が4日帰国しました。
帰国したのは、国際課課長で地震被害救援隊の佐藤雅彦隊長と竹内久善救急救命士、中島活也救急救命士の3人です。帰国報告会では佐藤隊長が「現地での救援活動・情報収集の任務を無事終えて帰って参りました」と述べると、伊東香織市長が「大変な任務を全うしてくれ、感謝しています」と救援隊に労いの言葉をかけました。救援隊は持参した2,000枚のマスクの配布作業などを中心に、市東部では液状化現象による土砂の撤去作業、市南部の住宅地では倒壊した家屋の撤去作業などを行いました。また、現地では震度4ほどの余震が一日数回程度起きていて、依然として予断を許さない状況が続いていると報告しました。倉敷市では今後もクライストチャーチ市から要請があれば、物的・人的の両面で積極的に支援していく方針です。




