民芸の器に、生け花を展示する特別企画展が、倉敷市の倉敷民藝館で開かれています。
倉敷民藝館所蔵の民芸作品に花を生けたのは、桑原専慶流 副家元の桑原櫻子と岡山県内在住の門下生21人です。花器として用いられたのは、備前焼の火鉢や酒津焼の水瓶をはじめ国内外の民芸作品です。副家元は、沖塩明樹さんの白い壺など4つの壺と徳利に春の花を生けました。生け花作品の中には、展示された家具などの工芸品を利用して江戸時代の米蔵を改装した民芸館を彩ったものもあります。この「いけばな展」は、6日(日)まで倉敷民藝館で開かれています。




