2月26日に開幕した倉敷雛めぐり。27日(日)は、倉敷美観地区の新渓園でお雛様をテーマにした講演会が開かれました。
倉敷雛めぐり会場の一つ新渓園では、56畳の大広間・敬倹堂に明治から昭和初期の雛人形がずらりと展示されています。27日(日)は、新渓園の茶室・遊心亭で「お雛様は、なぜお雛様なのか」と題した講演会が、開かれました。講師には、兵庫県西宮市から日本人形玩具学会運営委員の種田仱一さんを迎えました。日本の化粧文化を考える会の代表でもある種田さんは、化粧文化とも関係の深いお雛様を研究してきました。種田さんは、「なぜ、桃の節句を女の子の祭りとして雛人形を飾るのか」、「なぜ、お雛様と言うのか」など厄よけのための人形(ひとがた)から願いを込める愛玩用の人形(にんぎょう)として作られるようになった雛人形の謂れなどを話しました。




