嵯峨御流いけばな展が早島町のいかしの舎で始まりました。
このいけばな展は、倉敷市黒崎などで嵯峨御流のいけばなを指導している三好一甫さんの喜寿を祝って一門が開きました。会場には 三好さんの作品をはじめ倉敷市や岡山市で三好さんの指導を受けている門下生28人の作品が並び、多くの人が訪れました。嵯峨御流は 嵯峨天皇ゆかりの京都 大覚寺に本部を置き、家元を置かない流派です。作品は、花そのものよりも部屋や床の空間に合うよう意識され生けられているのが特徴です。三好一甫さんは70歳を過ぎて体調を崩し、入退院を繰り返しながらも周囲に励まされたことで今回の展示会を開けたと、喜びを隠しきれませんでした。嵯峨御流いけばな展はあす27日(日)の午後4時まで 早島町のいかしの舎で開かれています。




