JX日鉱日石エネルギー水島製油所が、ばいじん濃度の測定を行わず記録を偽装していた問題です。排ガス中のばいじん測定は、法で定められた測定方法ではなく、目視で行っていたことが、提出された書類から改めて確認されました。
倉敷市と県がJXから提出された作業手順書などをチェックして分かりました。問題の発覚したJX日鉱日石エネルギー水島製油所の旧新日本石油工場では、重油を燃料とした施設では、大気汚染法で定める測定方法を実施していましたが、一般的にばいじんの量が少ないガスが燃料の施設では、目視するよう手順書に記載していました。倉敷市では、来月10日までに再発防止のための改善計画書の提出するよう求めています。




