玉野市内を走るコミュニティバスや路線バスの運営について話し合う協議会が、玉野市役所で開かれました。この中で、玉野市のコミュニティバス『シーバス』の利用が、落ち込んでいることが報告されました。
報告によると、玉野市内を2つのルートで走る『シーバス』の利用者数は、平成21年度が、7万3、096人と、平成20年度に比べて6、000人あまり減っています。今年度も去年の12月末までで5万5,441人となっています。シーバスは、停留所の途中で自由に乗ることができないことや、ルートの運行時間などが長く、使い勝手が悪いことなどが要因です。協議会では、玉野市側からフリー乗降の要望などがバス事業者へ出され、検討されることになりました。玉野市では、現在、新しい公共交通のあり方について、市民参加で議論が進んでいて、高齢者や免許を持たない人が利用するシーバスは、貴重な公共交通機関として位置づけられています。




