倉敷市連島の倉敷食と器専門学校で卒業制作展が開かれ、学生たちが2年間の学習成果を発表しました。
会場には、学生40人の力作およそ40点が並んでいます。高度調理フードコーディネート学科は、春をテーマにした料理を発表しました。様々な食材を組み合わせた創作料理を和食、洋食、中華のコース料理として仕上げ、テーブルコーディネートとともに春らしさを演出しています。製菓製パン学科は、シュガークラフトで作ったデコレーションケーキや飴細工作品など。また、器デザイン学科は自分で編みこんだ刺繍を粘土におしあてて細工として仕上げるなどいずれも繊細で手の込んだ作品を発表し、訪れた人たちの目を楽しませていました。また、今年は学生たちが作品について解説する取り組みがはじめて行われ、学生たちは下級生や訪れた人たちを前にそれぞれの作品のコンセプトや工夫した点などを発表しました。作品を発表した2年生のほとんどは就職先が内定しているとのことで、4月から県内のホテルやレストランなどで自慢の腕を振るうことになっています。




