玉野市で、15日、市内の中小企業経営者などに向けて、「不況下における企業の発展のための法律知識」をテーマに講演会が開かれました。
講師として招かれたのは、岡山市の弁護士小林裕彦さんです。講演会には玉野市内の経営者や新しく創業する人など8人が参加しました。小林弁護士は経営に際しての「クレーム対策」や「著作権」などの問題を事例を挙げながら説明しました。その内、近年訴訟が増えている「残業問題」については次のように切り出しました。小林弁護士は残業問題で法的に不利な経営者側の解決策として、残業をさせないことが一番のポイント。夕礼を行って退社を促したり、ノー残業デーを設けたりすることが効果的だと説きました。この講演会は産学官で地域産業の活性化を目指す、「関塾玉野」が中小企業の経営者など様々な人を講師に招いて開いているもので、今回で6回目です。次回は4月下旬に玉野市の産業振興ビルで開かれる予定です。




