倉敷市呼松の真言宗のお寺、「安楽院」で、仏教の3大行事の一つ、「涅槃会」の法要が行われ、寄贈された「仏涅槃図」が公開されました。
涅槃会とは、釈迦が入滅した日に、その徳をたたえて行う法要です。安楽院では毎年2月15日に、過去帳供養と合わせて開いています。法要には安楽院の檀家など、およそ80人が参加しました。参加者は釈迦を思い、慕うとともに、先祖を偲んでいました。また、15日は、倉敷市中島にある高蔵寺の天野高雄住職が位牌堂戸棚の襖に描いた「仏涅槃図」も公開されました。
顔を西に向けて横たわる釈迦の周りを取り囲み、悲しみにくれる弟子や動物たちの姿が優しいタッチで描かれています。位牌堂の「仏涅槃図」は普段は公開されていませんが、許可を取れば見ることができます。お問い合わせは安楽院(086‐455‐7063)までお願いします。




